チラズアート「夜間警備」をやってみた感想。
「夜間警備」について
7月に入りすっかり夏らしくなってきたので何かホラーゲームでもやりたいな、と思っていたところ、ちょうどチラズアートが新作を出していた。
その名も「Night Security | 夜間警備」。
6月17日にリリースされていたようで、前作の「ヒトカラ」から約4か月ほど空けての新作リリースであり、かなり短いスパンで新作が出たようだ。
ストアページを覗いてみると、テーマは夜間の警備員とのことだ。
さすがチラズアートさん、的確なタイトルを付けてくださる。
またストーリーについては日本の映画にインスパイアされているという。
とにかくプレイしてみた
まず雰囲気作りがうまい。
はじまって早々何もない空間が怖く感じる。
チラズアート特有のVHSエフェクト、画面にノイズが走るような演出も相まって不安感を煽ってくる。
説明にもあった通り、主人公はとある企業のビルの警備業務を行うのだが、このビルがなんと11階もあるのだ。
ビル内には何人かのサラリーマンが残業しており、警備員が帰らせるという謎の業務をしつつ巡回を行う。
深夜のビルで基本的には静かな空間なのだが、時折なにかの物音が響く。
何かいるのではないかと、つい周りを見回してしまう、没入感がすごい。
階数が上がっていくにつれ、だんだんと不可解な現象が起き始めるのでとにかく上の階に上がりたくないという気持ちになってくる。
今回の作品は日本映画にインスパイアされているということもあり、途中ビデオテープをみたり、監視カメラの映像をみることがあるのだが、個人的にはそこが一番怖かったかと思う。
今までの作品に比べてみても恐怖ポイントはかなり多いのではないかと感じる。
特に8階を過ぎたあたりから画面を見るのも嫌になるくらい、常に緊迫感がある。
エンディングは2パターンあるようだが、私は1つでギブアップ。
プレイ時間は1時間半程度だったが、もうひとつのエンディングを目指すとしたら2時間ちょっとはかかるのではないだろうか。
いずれにしてもいいボリュームだと思う。
十分な満足感と達成感があり、久しぶりに楽しかった。
ぜひともプレイしていただきたい。
実況動画あげました
Youtubeにて実況動画を投稿してみたので、ご視聴いただけると嬉しいです。↓